「BIMを導入したいけど、費用がネックになって踏み切れない……」
「実際どれくらいの導入費用がかかるの?」
導入費用が気になって、BIM化できていない工務店もあるのではないでしょうか。
BIMの導入費用は、ソフト費用だけではありません。
インストールするパソコンや習熟までの人件費・講習代もかかります。
BIMの導入コストが高く感じるのであれば、外注化がおすすめです。
- BIMの導入費用
- 導入以外に必要な費用
- BIMを外注化する方法
私たちMake Houseは、工務店向けにBIMによる設計サポートを提供しています。
3Dモデルと連携して、積算や設計をスピーディーに行いませんか。
以下のリンクより、BIMによる設計サポートの詳細をご確認ください。
BIMは業務効率化を高める効果や連系ミスを極力なくす効果も期待できます。詳しくは以下の資料を無料ダウロードして、是非御社の業務改善にお役立てください。

目次
・こんなお悩みはありませんか?
・プレゼンの質を上げたい
・CADのコストもかかり過ぎる
・仕様打ち合わせに時間がかかり過ぎる
・図面のミスで現場を混乱させる
・設計の工程をスピーディーに
BIMの導入費用はどのぐらいかかるのか?

BIMの導入には、以下3つの項目での費用が必要です。
- ソフト購入費用
- パソコン・ディスプレイ購入費用
- スキル習得費用
導入費用①:BIMソフトにかかる費用
BIMソフト費用は、サブスクリプションと永久ライセンスで価格が変わります。
人気のBIMソフトの価格を一例として紹介します。
ソフト | サブスクリプション | 永久ライセンス |
---|---|---|
Archicad | 462,000円/1年 | 1,455,300円 |
Revit | 468,600円/1年 | – |
GLOOBE | 180,000円/1年 | 780,000円 |
Vectorworks | Architect 2025 198,000円/1年 | Architect 2025 523,600円 |
※2025年6月現在
1年に20万円~、永久的に使うのであれば50万円以上が必要です。
ライセンスに含まれるものや仕様は、各ソフトによって異なります。
価格のみを比較しないよう、ご注意ください。

導入費用②:パソコンやディスプレイを買う費用
ソフトが動作できる処理速度を持ったパソコンが必要です。
さらにディスプレイを購入し2画面以上にすると、作業効率を上げられます。
パソコンとディスプレイで、1人あたり20万円ほどかかるでしょう。
BIMを使う人数分、この費用は必要です。
導入費用③:習熟に必要な費用
BIMの導入には、ソフトと環境のみでは足りません。
コンサルや入門書を使って、ソフトの操作を勉強する必要があります。
- 講習代
- 講習にかかる交通費
- 社員が講習を受ける時間の人件費
これらの費用も、人数分用意しなくてはなりません。
BIMに必要なのは導入費用だけではない

導入費用だけを準備しても、BIM化はかないません。
- ランニングコスト
- 中身を作り込む時間
- 業務と並行する困難さ
これらも意識する必要があります。
ランニングコストがかかる
BIMは導入費用だけでなく、毎年費用が発生します。
- ライセンスに伴う保守費用
- 運用者の育成にかかる人件費
- 講習会参加費用
ソフトも進化するため、常に情報をアップデートしなければなりません。
年間数百棟のビルダーでないとランニングコストの課題をクリアしづらいといえます。
運用コストについては、以下の記事も参考にしてみてください。

中身を作り込むのに時間がかかる
BIMでは、建具や家具のようなパーツ(建築オブジェクト)を組み合わせて3Dモデルを構築します。
自社に合ったパーツを作成するのにも、時間が必要です。
パーツの作成や管理が難しく、活用できないケースも考えられます。
必要であれば、BIMコンサルティングを利用してもいいでしょう。

業務と並行しながら進めていくのは困難
通常の業務をしながら、BIMスキルを習得しなくてはなりません。
残業が必要になり、社員・従業員に負担がかかってしまいます。
残業規制もあるため、業務の調整も必要です。
単純な導入費用や運用コストだけでなく、人員についても課題があります。
導入費用などのコストを抑えるなら外注化がおすすめ

「BIMを導入したいのに、費用がネックになっている」
このような工務店には、外注化をおすすめします。
BIMを外注化すると、以下のメリットが享受できます。
- 導入コストが不要
- 中身を作り込まなくていい
- 業務に専念できる
これらのメリットにより、導入しても活用できない事態を避けられます。
外注化するメリット①:導入コストが不要
BIMには導入コストが必要です。
- ソフト費用
- ソフト用のパソコンやディスプレイ購入費用
- ソフト操作習得費用
外注化すると、これらを用意する必要はありません。
「導入費用をかけたのに上手く活用できなかった」という事態を避けられるのも、外注化ならではのメリットです。
外注化するメリット②:中身を作り込む必要がない
自社に合ったパーツの作り込みも、BIM導入時の課題です。
- 柱や梁
- 建具
- 設備
このようなパーツを作成し、管理・活用しなくてはなりません。
BIMを外注化すれば、既存商品の共有で、BIMパーツも作成・管理してもらえます。
外注化するメリット③:業務に専念しながら効率や品質を上げられる
BIMを導入・活用するのに避けられないのが、人手です。
業務と並行して新しい技術(BIM)を導入するのは、人手不足の建設業界では難しいといえます。
外注化により、社員・従業員は業務に専念できます。
例えばMake HouseにBIMを外注いただいた場合、図面を共有いただければOKです。
手間のかかるパーツ作成や3Dモデル設計は、すべてMake Houseにお任せください。
BIMは業務効率化を高める効果や連系ミスを極力なくす効果も期待できます。詳しくは以下の資料を無料ダウロードして、是非御社の業務改善にお役立てください。

目次
・こんなお悩みはありませんか?
・プレゼンの質を上げたい
・CADのコストもかかり過ぎる
・仕様打ち合わせに時間がかかり過ぎる
・図面のミスで現場を混乱させる
・設計の工程をスピーディーに
BIMや導入費用に関するよくある質問

BIMや導入費用に関して、よくある質問を3つ紹介します。
- BIMが普及しない理由は何ですか?
- 導入に補助金は使えますか?
- 無料のBIMソフトはありますか?
BIMについての知識を深め、導入を検討しましょう。
Q1:BIMが普及しない理由は?
BIMは難しいイメージもあり、なかなか普及しているとはいえません。
具体的には、以下の要因が挙げられます。
- 習熟するまでに時間がかかる
- 導入や維持にコストがかかる
- 発注者から求められていない
これら3つの課題は、小さな工務店ほどネックになります。
詳しくは、以下の記事もお読みください。

Q2:BIMの導入に補助金は使える?
国土交通省による建築BIM加速化事業では、要件を満たすと補助金が受け取れるとされています。
複数の事業者が連携して建築BIMデータの作成等を行う場合の設計費及び建設工事費、建築物のLCA算定に係る費用に対して国が民間事業者等に補助を行うものです。
補助事業の趣旨|建築GX・DX推進事業実施支援室
電子申請で、アカウント取得には時間がかかります。
登録や交付申請には期間があるため、建築GX・DX推進事業実施支援室のページをご確認ください。
Q3:BIMのソフトで無料のものはありますか?
完全なフリーソフトではなく、無料体験版を用意しているソフトがほとんどです。
またBIMモデルを閲覧するには、専用のBIMビューアーが必要となります。
これも無償であるケースがほとんどのため、閲覧時の費用はかかりません。
まとめ:BIMの導入費用が気になる場合Make Houseにご相談ください!
BIMの導入には、ソフトやパソコン、スキル習得のために費用がかかります。
導入したら費用が不要になるのではなく、ランニングコストも必要です。
「活用できないリスクを避けたい」「コストをなるべく抑えたい」
このようにお考えであれば、BIMの外注化がおすすめです。
Make HouseではBIM設計サポートを実施しています。
まずは以下の資料から、BIM設計についての知識を深めてみてください。
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