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BIMマネージャーの役割|BIM導入を成功させる重要性を解説

更新日:2024年9月13日(金)

「BIMマネージャーの役割にはどんなことがある?」
「BIMの導入を成功させたいけどどうしたらいい?」

工務店経営者の方でBIMの導入を検討していて上記のように悩んでいる人もいるのではないでしょうか。BIM導入を成功させるためには、優秀なBIMマネージャーが不可欠です。

今回の記事では、BIMマネージャーの役割について紹介します。また、BIM導入を成功させる重要性についても解説。

BIMの導入についてお悩みの工務店経営者の方は、ぜひ最後までご覧ください。

この記事でわかること

  • BIMマネージャーとは
  • BIMマネージャーの役割
  • BIMマネージャーのスキルと育成

また、当社、Makehouseでは工務店に特化した設計サポートを実施しております。以下のリンクから設計に関する資料を無料でダウンロードできるので、ぜひチェックしてみてください。

BIMマネージャーとは

BIMマネージャーとは、BIMにおけるプロジェクトや社内にBIMを普及する上で手助けを行う人材のことで、BIMを活用するリーダーです。BIMをスムーズに導入するためには、BIMマネージャーのほか、BIMオペレーターやBIMファシリテーターと呼ばれる専門家の存在も重要になります。

一般的にBIMマネージャーは、BIMオペレーターや設計士からキャリアアップを図るために目指す仕事です。BIMマネージャーの力量によって社内にスムーズにBIMを導入できるかが変わるため、重要な役割を担っています。

なお、BIM設計については、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

BIM設計で業務効率化!工務店・設計士・お客様の3方よしの体制を構築する方法や注意点を徹底解説

BIMコーディネーターとの違い

BIMコーディネーターは、BIMを利用したプロジェクトにおけるプロジェクトデータの作成や管理を行います。BIMマネージャーが統括するプロジェクトにおいてサポートを行う役割となり、異なる立場といえるでしょう。

具体的には、BIMにおける実務を担当し、3Dモデルの作成や修正、平面図や立面図の2次元図面の作成などが主な仕事です。

BIMコーディネーターには、BIMにおける実務を行うための知識や実際に3Dモデルや2次元図面等を作成するスキルが必要になります。

BIMマネージャーの役割

BIMマネージャーには、以下の2つの役割があります。

社内をけん引しながら生産性を向上させる

BIMマネージャーの役割として、社内におけるけん引役として生産性を向上させることが挙げられます。BIMを導入するには会社が策定したBIM戦略に基づき、BIMマネージャーが社内に普及させながら生産性を向上していくことが重要です。

いままでの2次元設計で培った技術をBIMに変換するための具体的な役割は、以下のとおりです。

  • 各設計段階における細かいルールを策定する
  • 図面作成する時の社内標準ルールを作成する
  • 構造やデザイン、設備などとの連携を図るために必要なソフト間の連携チェックを行う
  • 使用頻度の高いBIMパーツを整備する

社内のけん引役としての仕事は、上記の例のように多く存在し、BIM導入の立ち上げ時には負荷が高く、普及が進むにつれて徐々に減少していくでしょう。

BIMマネージャーには、BIM導入を成功させるという強い意志と継続する力が求められます。

プロジェクトのけん引役として作業の最適化を図る

BIMマネージャーの役割として、プロジェクトをけん引しながら作業の最適化を図ることも重要です。プロジェクト全体を管理することに加え、プロジェクトに参画している参加者をまとめることも必要になります。

発注者や設計事務所、ゼネコンはそれぞれ担当するフェーズが異なり、達成したい目的が異なります。プロジェクトに参画している参加者それぞれの目的を達成するためには、BIMというツールを使用した的確でスムーズなサポートが不可欠です。

BIMマネージャーは設計事務所に所属する場合やゼネコンに所属する場合などで立場が異なりますが、プロジェクト全体を俯瞰して管理する必要があるため、時には所属する会社の立場を離れた判断が必要になります。

BIMにおけるプロジェクトを成功させるためには、参画している参加者に対するアドバイスも大切な仕事です。

BIMマネージャーのスキルと育成

BIMマネージャーは、設計経験、施工経験、ソフトウェア技術、管理経験、コミュニケーションスキルなどプロジェクトにおけるあらゆる分野において深い知識が必要になります。

そのため、業務知識とBIM知識のバランスを取ることが重要ですが、プロジェクトを成功させるためには人をまとめるマネジメント力も大切です。

BIMオペレーターや設計士からBIMマネージャーにキャリアアップするためには、BIMにおけるプロジェクト経験が重要になります。3Dモデリングなど専門的な技術を習得しながら、人事や予算などの管理能力も身につける必要があるでしょう。

プロジェクトを通じてコミュニケーション能力を高められれば、BIM導入における問題解決能力を身につけたBIMマネージャーを目指せます。

BIM導入の成功の鍵はBIMマネージャーが握っている

BIMマネージャーにはBIM戦略において全面的にリードしていく重要な役割があるため、BIM導入の成功の鍵を握っているといっても過言ではありません。自社に合ったBIM戦略を策定し、最適なBIMマネージャーを選ぶことが何よりも大切です。

自社のBIMにおけるビジョンを策定した上で適正な人員配置を行い、BIMマネージャーとの戦略の認識を合わせましょう。

BIMマネージャーは、自身の役割と重要性を再認識し、自社のBIM戦略の理解を深め、目標達成のために必要なチームや部下の育成計画を検討することも大切です。

まとめ|BIMの導入はMakehouseにお任せください!

BIMマネージャーには、BIM導入を成功させるための重要な役割があるため、適切な人材を選ぶことが重要です。今回の記事では、BIMマネージャーの役割、BIM導入を成功させる重要性について詳しく解説しました。

今回紹介したBIMマネージャーの役割についての理解を深め、適切な人材を選べれば、BIM導入の成功に近づけるでしょう。

しかし、BIMマネージャーになれる人材は少ないのが実情なため、自社でのBIM導入に困っている場合はMakehouseにご依頼ください。以下のリンクから無料で設計に関する資料をダウンロードできるので、併せて参考にしてみてください。

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