更新日：2024年9月20日(金)
「思うように集客ができない…」
「住宅メーカーはどんな集客イベントをしているのだろう？」
工務店経営者の方でこのように集客について頭を悩ませている人もいるのではないでしょうか。集客イベントには様々なものがありますが、単に開催するだけでは効果的な集客はできません。
競合他社と差別化を図るためにも住宅メーカーが行う集客イベントを学ぶことが重要です。
今回の記事では、住宅メーカーが行う集客イベント10選を紹介します。また、工務店でも成功するポイントも解説。
集客についてお悩みの工務店経営者の方は、ぜひ最後までご覧ください。
この記事でわかること
また、当社、Makehouseでは工務店に特化した集客支援サービスを実施しております。以下のリンクから無料で設計に関する資料をダウンロードできるので、ぜひチェックしてみてください。
目次
住宅メーカーの集客イベントには様々な形態や種類がありますが、特徴が異なるため、それぞれ詳しく解説します。
住宅メーカーが行う代表的な集客イベントとして、完成見学会が挙げられます。完成見学会とは、住宅メーカーに依頼して、実際に建築した人のマイホームを一般の人々に公開するイベントです。
入居前の住宅を見学できるため、これから住宅を検討する人にとって間取りや外観など参考にできる部分は多くなります。
新規顧客を集客するだけでなく、商談中の顧客を契約につなげる重要なイベントといえます。
住宅メーカーが行う集客イベントとして、構造見学会も効果的なイベントです。構造見学会とは、実際に建設途中の現場で普段見えない家の内部構造などを見学できるイベントです。
主要構造部や断熱材など完成後は見られない部分をチェックできるため、見学する人にとっては、依頼する工務店を選ぶ判断材料となります。
競合他社との差をつけるためにも力を入れたいイベントとなります。
実際に住んでいる家の見学会も住宅メーカーがよく行う集客イベントです。住み心地や住宅メーカーのアフターサービスを生の声として施主から聞ける機会となるため、新規の顧客よりも商談中の顧客向けのイベントといえます。
また、実際に住んでいる家を見学させてもらうことになるため、施主の協力が不可欠です。
住宅メーカーが行う住まいの相談会・セミナーなどのイベントは、定期接触を図るイベントとして効果的です。耐震や断熱、インテリアなどについて学ぶセミナーを行い、検討具合を確認することが可能です。
自社に資格を持った社員がいない場合は、専門家を呼ぶケースもあります。
住宅メーカーが行う土地探しセミナーのイベントは、土地が決まっていない顧客をターゲットとしたイベントです。
住宅を建てたいけど土地が決まっておらず、検討中の顧客は多いため、いい土地を見つけるとともに自社の魅力を上手に伝えられれば、顧客獲得につながるイベントになるでしょう。
住宅メーカーが行う集客イベントとして、資金相談会も重要なイベントです。住宅ローンを組む顧客に向けてのイベントで、建築に前向きな人からどのくらい住宅ローンが組めるか知りたい人まで幅広い層が集まります。
ファイナンシャルプランナーや保険代理店と上手に連携できれば、建築に関しての予算を聞ける可能性もあるでしょう。
木造住宅をメインにしている住宅メーカーや自然素材を得意とした住宅メーカーでは、植樹会もよく行う集客イベントです。
植樹会を通して環境を守る大切さを伝えるとともに、自然素材の良さを伝えられれば、競合他社との違いを顧客に理解してもらえるでしょう。
住宅メーカーが行うリフォーム相談会も、集客イベントとしてよく行われます。リフォーム相談会は新規の顧客に加えて、既存の顧客に対しても効果的なイベントです。
増改築や住宅設備の交換、ウッドデッキの新設など新たな依頼を獲得するチャンスになります。
住宅メーカーが行う勉強会も住まいの相談会・セミナーに似た集客イベントです。定期的に開催することで、顧客との関係性を徐々に築いて契約につなげられます。
勉強会の内容は様々ですが、外構に関してや家具の選び方についてなど顧客が興味のあるものを選びましょう。
住宅メーカーが行う集客イベントでは、宿泊体験会も行っています。宿泊体験会では、実際にモデルハウスで食事や入浴など普段通りの生活を試すことが可能です。
新しい住宅で最新設備を体験できるため、建築意欲を向上させる効果があります。
ただし、宿泊体験会用のモデルハウスが必要となり、1つのモデルハウスに対して1日1組限定となるため、契約のための最後の一押しに効果的なイベントです。
工務店が集客イベントを成功させるためのポイントは、以下の5つです。
工務店が集客イベントを成功させるためには、見込みリストを整理することが重要です。見込み度のランクに分けて整理できていれば、イベントごとの案内に対して効率的に送付できます。
また、住宅においての契約には、接触頻度が重要となります。定期的に接触機会を増やすことで顧客との関係性が深くなり契約につながりやすくなるでしょう。
工務店が集客イベントを成功させるためには、見込みの顧客だけでなく、新しい顧客を発掘することも大切なポイントです。集客イベントは見込みリストからDMなどを送付することになりますが、平行して紙媒体やWebを活用して告知を行いましょう。
集客イベントには賑わいも重要なので、参考程度の顧客でもたくさん呼ぶことが必要となります。
工務店が取るべき集客方法は、以下の記事でまとめているのでぜひ参考にしてみてください。
工務店が集客イベントを成功させるためには、お子様対策をすることが不可欠です。どんなイベントでも、顧客の熱が高まれば重要な商談に発展することも少なくありません。
しかし、多くの顧客がお子様と来場しているため、時間がとれないとせっかくのチャンスを逃してしまいます。
そのため、キッズコーナーを用意したり、小さなお子様の相手をする人員を確保したりと安心して商談できる環境を整えることが重要です。
また、見込み度は高いけどなかなか足を運んでもらえない顧客に対しては、子どもが喜ぶイベントを行うことも効果的です。
工務店が行う集客イベントを成功させるためには、継続的に開催しましょう。先述のとおり、住宅契約には、長期にわたって検討することも多いので、接触頻度を増やすのが重要です。
様々なイベントを企画して、顧客との関係性を深めることを意識しましょう。
成約までの大まかなスケジュールを立てることも集客イベントの成功には必要です。
たとえば、完成見学会で新たな顧客として集客し、構造見学会で意欲を高め、資金相談会や住まいの相談会・セミナーで契約の決断をしてもらうなど、具体的なスケジュールを立てましょう。
効果のあるイベントも順序がバラバラだとうまく契約につなげることが難しくなります。
また、イベントには準備期間も必要になるため、予算や時間とのバランスを考慮しながらスケジュールを立てましょう。
住宅メーカーが行う集客イベントは多種多様なので、自社に合ったイベントを行いましょう。今回の記事では、住宅メーカーが行う集客イベント、工務店でも成功するポイントを詳しく解説しました。
今回紹介した集客イベント方法を的確に実践し、継続することで、新規顧客獲得と見込み客の契約につながります。記事の内容を参考に自社にとって最適な集客イベントを実施し、売上の向上を図ってください。
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