近年、工務店の中でもSNSを積極的に活用することで、集客に成功しているところが増えてきているようです。
しかし、SNS戦国時代と呼ばれ、FacebookやInstagramなど、さまざまなSNSがあるため、どれを利用すれば良いのか迷っている担当者は多いのではないでしょうか。
本記事では、工務店が押さえておくべき、おすすめのSNSを紹介します。自社に適していると思われるSNSを活用し、集客に役立てていただければ幸いです。
工務店がSNSを活用するべき理由は、効果的な宣伝とユーザーとのコミュニケーションが取れる点にあります。
さまざまなSNSの登場によって、SNSを利用するユーザーの数も増えており、特に工務店のメインターゲットになるであろう20代から30代にユーザーが多いことが調査(2020年版総務省「情報通信白書」)から分かっています。
SNSを活用することで、工務店であれば施工事例や自社のサービスをターゲットとしている層に対して効率的に伝えることが可能です。
さらに、SNSはリアルタイムに反応を見ることができるため、ユーザーのニーズに合わせた対策を打つことが可能です。
また、ユーザーとの直接的なコミュニケーションを通じて信頼関係を作ることができます。これがSNSを活用することの強みと言えるでしょう。
このように、SNSを活用することで、工務店はターゲットに対して適切な情報の発信や、ブランドイメージを向上させることができます。
工務店にとってSNSは重要なマーケティングツールであると言えるでしょう。
工務店がSNSを活用する必要性やメリットをご理解いただいたところで、ここからは、工務店が活用するのにおすすめのSNSを3つ紹介します。
SNS集客を行いたいが、何を使えば良いか分からず悩んでいる担当者は、参考にしてみてください。
情報発信はもちろん、既存顧客との関係性の維持に活用できるのが「LINE」です。
LINEは日本国内最高の月間アクティブユーザー数9,400万人を誇り、ほとんどのユーザーが利用していると言えます。
日常的に利用するため、使用頻度も高く、相談などで来店いただいたお客様にLINEアカウントを登録してもらえば、すぐにでも情報発信が可能です。
また、お客様からの問い合わせにも早急に対応ができるため、信頼関係を築いていくことができます。
LINEアカウントには、個人アカウントと公式アカウントがあります。販促用に活用することを考えているなら、公式アカウントを作成することをおすすめします。
写真や動画など、ビジュアル面に強い「Instagram」は、工務店に最適のSNSと言えるでしょう。施工事例や部屋のコーディネート方法など、ビジュアルによる訴求が可能です。
投稿した写真が一覧表示されますので、世界観やコンセプトを視覚的にアピールしたい場合におすすめです。
また、ライブ配信機能もあり、展示場を案内したり、勉強会を開催して配信したりすることでユーザーからの反応を直接受け取ることもできます。
しかし、Instagramを活用する場合、コツが必要となります。他の企業のアカウントを見ながら勉強するなど、自社にとって最適な活用方法を検討するようにしましょう。
「Houzz」というSNSをご存知でしょうか?Houzzは、工務店やリフォーム会社など、住宅業界に特化したSNSです。
世界中で活用されており、工務店と家を建てたい、リフォームを検討しているユーザーをつなぐプラットフォームとして知られています。
Houzzでは、施工事例やお客様によるレビューの紹介、質問への回答、情報交換を行うことで、通常のSNSよりも利用を検討している可能性の高いユーザーを集めることができます。
また、商談や打ち合わせをオンラインビデオで実施できるため、顧客獲得から施工完了まで、Houzzを通して完結できる点が強みと言えるでしょう。
ただし、Houzzを利用している工務店は多く、しっかりと計画を練って利用しないと、あまり効果が得られない可能性もあるので注意が必要です。
ここからは、上で紹介したSNSの他にも、押さえておきたいSNSを5つ紹介します。上記のSNSと組み合わせたり、自社に適しているものがなかったと感じた場合は、こちらも参考にしてみてください。
Twitterのユーザー層は、20代から30代とされており、工務店のターゲット層に合致するSNSと言えます。
最大の特徴は、その拡散力の大きさです。リツイート機能の活用で、自社をフォローしていないユーザーにも情報を届けることができ、多くのユーザーの目にとまる機会が多くなります。
また、1日に何回もログインするなど、ヘビーユーザーが多いことも特徴の一つと言えるでしょう。
ユーザーと気軽なコミュニケーションが取れ、自社に対する好感度や信頼度を獲得するなど、活用方法はさまざまです。
PinterestはInstagram同様、画像ベースのコミュニケーションを行うSNSです。
Instagramがどちらかと言えば、自分自身の撮った画像を見てもらいたいというユーザーが多いのに対し、Pinterestは自分の好みの画像を保存したいというユーザーが多いという特徴があります。
このことから、PinterestはInstagramよりも購買意欲が高いユーザーに訴求できる可能性が高いのです。
住まいと暮らしに特化した日本最大級のSNSが「RoomClip」です。部屋の内装やコーディネートが多く投稿されており、最新のトレンドを押さえるという利用の仕方もできます。
月間アクティブユーザーは300万人以上おり、その8割以上が女性で30代から40代です。
そのため住宅だけでなく、インテリアやエクステリアなどに興味があるユーザー層が利用しており、気に入った写真をアルバムのように保存する機能があるため、長く見てもらえる可能性が高くなります。
これらの層をターゲットにしたいと考えている工務店には、ぜひ活用してもらいたいSNSです。
動画コンテンツに特化したSNSの代表的な存在と言えば、YouTubeでしょう。動画による情報発信は、文字だけでは伝わらないニュアンスや、難しい考え方の説明などを伝えやすいというメリットがあります。
また、家づくりやリフォームに役立つ情報の配信や、会社のプロモーション動画、イベント情報など、さまざまなコンテンツを制作することで、自社の認知度を高めていくことも可能です。
住宅の魅力は、文章だけよりも動画で伝える方が効果的と言えます。マーケティングの一環として挑戦する価値はあるのではないでしょうか。
Facebookの特徴として、実名制であることがあげられます。また、全世界で約30億人もユーザーがいることでも知られており、日本では約2,600万人が利用しています。
他のSNSよりも多くの個人情報が登録されており、より細かくターゲットを絞ったマーケティングを行えるというメリットがあります。
また、利用している年代は30代〜40代が多く、ビジネス関連でのつながりを強めていきたい場合に活用しても良いでしょう。
画像や動画はもちろん、音声と文章の両方を載せることができ、リンクの貼り付けもできるため、多くの情報を発信することが可能な点が魅力のSNSです。
現在、多くのSNSが登場し、多くのユーザーが自身の目的に合ったSNSを利用しています。
この状況を逃す手はありません。ぜひ積極的にSNSを活用してみましょう。
特に今回おすすめしたSNSは、アクティブユーザーも多いため、自社のことや情報を今よりも知ってもらう機会が多くなります。
これからSNSでマーケティングを始めてみたい担当者はもちろん、すでに始めているのに効果が感じられないという担当者の方は、これら参考に、いくつかのSNSを組み合わせてみるのも良いかもしれません。
SNSを利用するのが日常となった今、SNS活用が工務店の集客に大きなメリットをもたらしてくれるでしょう。
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目次
・こんなお悩みはありませんか?
・商品の魅力で集客する
・お客様のトレンドに合わせた集客
・ターゲットを絞った集客
・お客様が知りたいことに応えるLP
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・Instagramで効果的な情報発信
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